年会費無料のクレジットカード現金化がいかにして儲けているか1: 2009年10月アーカイブ
昨今でこそ主流になりつつある年会費無料のクレジットカード 現金化。だが最初はクレジットカード現金化には年会費があるのが当たり前だった。そもそも年会費はクレジットカード現金化会社にとっては毎年一定時期に収入が見込める貴重な収入源。たとえば年会費が1000円で10万人の利用客がいれば、それだけで毎年1億円の利益が見込めてしまう。
だが、初めて年会費無料を打ち出したクレディセゾンはというと、クレジットカード業界に新規参入を図ろうとしていたところだった。クレジットカード市場では既にJCBなどの企業が市場を確保しており、確固たる地位を築いていた。ここに割って入るのだから、生半可な戦略では太刀打ちできない。そこで考えたのが、年会費無料というサービスだった。そもそもクレディセゾンはグループに百貨店やスーパーを持っており、百貨店やスーパーの顧客に自社のクレジットカードを使ってもらえれば、リピート使用が見込めるため、年会費無料でも採算が取れるという計算があった。
とは言っても、億単位の収入を放棄するのだから、別の収入や経費の面で挽回していかなければならない。そこでクレディセゾンでは徹底した合理主義を貫く必要があった。
